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きょうは親子関係の話をしたいと思います。
夫婦関係と同じくらい、親子関係は人生最大の悩みだったりします。
自分の子供・自分の親であるがゆえに上手くいかないという悩みを抱えている方の話をよく聞きます。
親子関係がうまくいかない理由として、「親が子に対して劣等感を植え付ける」ということがあります。
親が自分で劣等感を持っているから、その劣等感を子供に教え込むというものです。
しかし、その劣等感が愛情という形にすり替わる事があり、その場合問題の本質が見えにくくなります。
親は子供に不幸になってほしくないから、「愛情」という名のもとに、子供にたくさんのことを要求します。
例えば、「もっとしっかりしなきゃダメよ。」「もっと勉強しなさい。」「あなたの将来のためを思って言ってるんだから・・・。」
この言葉を聞くと、親が子供を思うあまり・・・と、愛情からと思うかもしれません。
しかし、よく考えてみると、このようなことを言うのは、親が劣等感を持っているからではないでしょうか。
自分の様になってはいけないと、子供に対して「今のままではダメだよ」という恐怖心をひたすら与え続けて、恐怖心が子供を動かせる。
このような状況では、親の存在自体が自分に恐怖を与える存在になります。
恐怖心は愛ではありません。
そこには信頼関係や良い親子関係は育たないのです。
今日お母様と話す機会がありましたが、息子さん思いのとても良い方でした。
彼女も息子を愛するあまり、自分と同じ道(人生)を歩んで欲しく無いと、切に願い。子供の頃から「自分の様になるな、大人になったら結婚して幸せになれ」と言っていたそうです。
そういわれ続け大きくなった子供は結婚というものに恐怖心を覚えます。
彼は母を通して結婚を絶望的なものとしか捉えることが出来ません。
私は複雑な思いでお母様のお話を黙って聴いていました。
幸せ=結婚が全てではないと思います。
ただ、もし結婚の希望が少しでもあって、ご縁がないだけなら、そのお手伝いができれば・・・・と、思うばかりです。
アドバイザー山本