価値観を考える・その１

相手に求める条件として価値観という言葉をよく聞きます。

どういう価値観があるのか、例をあげて考えてみましょう。

Ａという男性がいます。彼の事は大好きで仕方がないのだけど、１点だけどうしても気になる、どうしても許せないところがある。

またＢという男性については、そんなに好きでたまらないという訳ではないけれど、特に気になる部分は無く、許せないところがない相手。

結婚して上手くいく可能性が高いのは後者（Ｂ）です。

ここで重要となるのが“価値観”です。

たとえば、栄養士の奥さまが作る手料理に、毎回マヨネーズをかけるマヨラーの旦那さま。このご夫婦は結婚されてわずか１年で離婚されました。

原因は奥様の手料理に旦那様がマヨネーズをかけること。

他人が見たらどうでも良いような原因ですが、当の奥様にとっては、

どうしても許せなかった訳です。まさに価値観の不一致ですね。

お付き合いしている彼に不満はあるものの、「結婚したら変わるかもしれない」「子供が出来たら変わるかもしれない」と考えて（期待を込めて）、そのまま結婚される方がいますが、残念ながら変わることはありません。

生死の境を経験するなど、よほどのことが起こらないと、人の価値観は変わりませんし、人はその人自分自身が変わろう、変わりたいと思わない限り周囲が何をしても変わらないのが現状です。

出来る事が一つあるとしたら、貴方が変わる（合わせる）しか、ないと思います。

皆様はどうお考えになりますか。

アドバイザー山本