なんでもない話し

コミュニケーションの基本中の基本は、なんでもない会話ができることです。

もちろん楽しい話や面白い話、笑いのある会話も良いですが、一番の基本は、なんでもない会話ができるようになることです。

面白い話でもなく、楽しい話でもない、なんでもない話を次々とつなげていける力を持つことです。

では、なんでもない会話とはどのような会話のことを指すのでしょうか。

代表的な話題といえば「お天気の話」です。

天気は毎日変わり、季節によっても気温に大きな変化があります。

こうしたたわいない一言から始めるのです。

昨日も快晴であり、今日も同じく快晴でも「天気がよい日が続いていますね」と言えばいいのです。

当たり障りもなく、自然でなんでもない会話です。

しかし、1つの会話として成り立っていることも確かです。

人とのコミュニケーションの基本は、こうしたなんでもない会話ができることから始めることです。

こうしたなんでもない話ができるようになり、初めてコミュニケーションと言えるのではないでしょうか。

楽しければいいわけではなく、面白いだけでもない。

ただ、なんでもない会話ができるというコミュニケーションの基本が、まずは一番大切です。

アドバイザー山本