心の整理

もうすぐ４月ですね。

春になると新しい事を始める方も多いと思います。

気持ちも新たに何かを始めるのも良いのですが、その前に身の回りや心を整理することも大事ではないでしょうか。

洋服も冬から春、夏にかけて箪笥の整理をするように、自分に必要な物と、そうでない物を整理する。

物だけではなく、今までの自分と向き合うのも必要です。

方法としては紙に書き出すのがよいでしょう。

今までなんとなく付き合ってきた相手とこの先どうしていくのか・・・、自分に大事な人は誰なのか。

こんな話をすると非常な人間になるすすめをしている様ですが、自分の気持ちを確かめる、自分に向き合う事をしないと、相手とも向き合う事が出来なくなります。

失ってから気づくより、失う前に気づく事が大事ではないでしょうか。

普段は煩いと思う親も、親の思いがあるからこそ、煩く言うのです。

親元を離れたとき、または両親が亡くなった時、初めて親のありがたみが分かることと同じです。

自分のそばにあると、距離が近すぎて本当に大切かどうか見えなくなることもあります。

しかしその気づきが、親への理解を深め、親子関係の改善のきっかけになります。

「いないと困る」という人物は、頭で考えただけでは分かりません。

実際に、本当に自分が困る体験をすれば、よく分かります。

物、友人、親など、いろんな方と出逢うことで気づくこともあります。

気づくことで物事、人間関係がシンプルになり、気楽になります。

物も最後に残るものは、自分にとって本当に貴重な宝物ばかりになるのではないでしょうか。

アドバイザー山本