婚活疲れのスパイラル

先日メディアでも取り上げられていた、婚活疲労外来。

文字通り婚活疲れで精神的に追い詰められる、身体に症状が出る方が多く、婚活疲労外来へ通院されている方も多いそうです。

婚活は結婚相手を探す活動なので、出会いの中で、比較検討して相手を選択していきます。

ところが、新たな出会いを何度か繰り返すということは、その間、相手から断られたり、相手を断ったりするということです。

配偶者を選ぶ時には、性格や能力をはじめとして相手をあらゆる角度から検討して判断するわけですから、相手から断られる、という事態は、自己の全人格を否定された体験となります。この全人格を否定される体験は日常生活で頻繁に起こる体験ではありません。

このような非日常的な体験を一度ならず、二度、三度と繰り返すことでうつ病を発症しやすくなります。

婚活中、何度も拒絶に遭うと、異性恐怖症は強り、うつ病や恐怖症に陥りやすくなり、人生に対して絶望感を持つ方も多いのだそうです。

しかしよく考えてみてください。

学生の頃とか、大人になって異性との交際経験がある方は１度や２度（それ以上に）

振ったり、振られたりを繰り返していると思います。

婚活で相手から断られても、自分に合わなかった。

もっと自分に合う相手を見つけよう。と考える方が健全・建設的ではないでしょうか。

アドバイザー山本