占は好きですか

年の初め、月の初めと季節の区切りや、新しいことを始めたり迎えたりすると漠然とではあっても、日本人ならでは誰もが自らの運命というものを意識するのではないでしょうか。

年始には初詣に訪れた多くの方が今年の運を願い、おみくじを引くということがごく自然に行われます。

おみくじを引くときの私たちの気持ちはどのようなものでしょうか。

おみくじは吉と凶の確率の問題だと冷静に考える方。

（実際に吉と凶の割合は神社ごとに決められていて、たいていは凶より吉の方が圧倒的に多くなっているそうですが。）

また吉が出れば何か本当に良い事が起こると信じている方。

どちらも思い当たる方もみえると思います。

たとえ全てが偶然であると思っても、どこかで人生の吉凶を織りなす巡り合わせがあると感じていることでしょう。

占ブームも人気があります。

人々はなぜ、これほどまでに占を求めるのでしょうか。

それは自分ではどうにもできない運命という力を信じているからではないでしょうか。

では運命の力に近づくには占いしかないのでしょうか。

占で人の一生は決まりません。

自分が選択し自分で歩む人生に運命はついてくるのではないでしょうか。

占がすべて・・・と考えると、誰の人生なのでしょうか。

アドバイザー山本