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“くよくよ”“イライラ”しやすい、傷つきやすい、落ち込みやすい・・・人間関係などの問題で苦しみやすいというような人は、もしかしたら、周りの人より心が弱いのかもしれません。
幸せになる考え方を身につけることで、少しでも「心を強くする」ことができたら、と思います。
ここでの「心を強くする」のイメージは“柳に風”です。
強い風が吹いたら流されて揺れてしまってもいい。
でも、風がやんだらすぐに立ち直る。
そんな「しなやかな強さ」を身につけることができたらいいのではないでしょうか。
風に逆らって無理して踏ん張ると疲れます。
暴風にあったらポッキリ折れたり根元から倒れてしまうこともあります。
世の中には、力を入れて踏ん張りすぎて心が折れてしまったり、病に倒れてしまう人もいます。
また、何かある度に少しずつ傾いていって、本来の健全な自分に戻れなくなってしまうような人もいます。
一つの事で傾いてもすぐに立ち直ることができれば、いろんな事をどんどん付け加えて傾きを大きくしなくてすみます。
“柳に風”流のしなやかな強さのいいところは、「揺れてしまってもいい」と考えられることです。
イヤな事や問題に出遭ってしまったら、心が揺れてもいい(しかたがない)。ぜんぜん動揺しない人になんてならなくてもいいということです。
「しなやかな強さ」のポイントは、風がやんだら素早く立ち直ることです。
すんでしまったことの余韻に流されずに、普段の自分・本来の自分に素早く戻ることが大事なのです。
そのためには、何かあってもできるだけ軽く受け流して、今の生活を大切にすることが肝心です。
幸せになる考え方を心がけることで、“柳に風”流のしなやかな強さを身につけることができ、少しでもラクに・幸せに暮らせるようになれたら・・・と思います。
アドバイザー山本