【フリーダイヤル】0120-50-4122
【フリーダイヤル】0120-50-4122
北の便り
私が知っている北海道には梅雨は無く、夏は冷房(クーラー)要らずで、
8月のお盆を過ぎると急に寒くなる。
ところが最近は6、7月と梅雨の様な空や急な夕立も多いと友人が言っていた。
「本当にね、北海道じゃないみたいっしょ」「な〜んも内地と変わらない」
※ 北海道弁のイントネーションはどこか可愛い。
遅い春から夏はあっと言う間、この季節ならでは美味しい食べ物も沢山ある。
海の物、山の物、そして果物。
北海道の果物はメロンと思われる方も多いかもしれませんが、サクランボやグミ、山桃、山ぶどう、ハスカップ、リンゴにイチゴ(特にベリー系は種類が豊富)中でもグミはちょっと山に入ると沢山実をつけていて、山歩きのおやつとして良く食べました。
北海道の果物は本州の果物とちょっと味が違う気がします。
私の友人もパティシェを辞めて、渡仏しジャムづくり(正式にはコンフィチュール)の職人になりました。今は真狩という小さな村でお店を開業し、全国からの注文を受けています。
先日そんな彼女から、いちごとミントと黒胡椒のジャム、金柑とラムレーズンのジャム、リュバーブとニセアカシアの花のジャムが届きました。
彼女のこだわりは、道内産で、生産者の方を直接訪ね良いと思うものを購入し、その果物の味を最大限に引き出す事です。
仕事に対しては厳しく、人に対しては優しく温かい。
彼女が作るジャムの味は、他では味わえない人柄を感じさせる味わいです。
遠く離れてもこの季節になると、北から温かい贈り物が届きます。
名古屋で慌ただしく過ぎてく日常の中で、北海道の人の温かさや、ゆっくりとした時間の流れを思い出し、いつまでも変わらないもの、それを大切にしていく事も大事だと気づかされます。
アドバイザー山本